『水島シェフのロジカルクッキング』 水島弘史
ゴールデンウイークの掃除で発見しました。『水島シェフのロジカルクッキング』。
掲載レシピ31のすべてがスマホなどウェブで見られるというのがウリです。先にレビューしたシリーズ2より、ベーシックなレシピとなっています。水島シェフの3大ポリシーは、
- 塩加減を仕上がり重量のの0.8%に調整する
- 火加減を食材などによって、「弱火」「弱中火」「中火」「強火」と使い分ける
- 肉を炒める際には低温と油を使ってアクをだし「毒だしをする」
ということです。この本がユニークなのは、スマホで全レシピの動画が見られるということでしょうね。
水島シェフの本を読んでから、私も野菜たっぷりの焼きそばを作る時に炒めてそばを投入する前にペーパータオル2枚分くらい水分などを拭き取って、仕上げたらなかなかいいソース焼きそばになりました。
肉を焼くときなどにも仕上がりを0.8%をイメージするというのはいいアプローチだと思います。以前紹介した狐野扶実子さんみたいに肉の部位や状態によって違いますと言われたら外食するしかないやろ〜と厭戦気分になってしまいますから。
NHKの今日の料理やクックパッドでピンとこない人にはピッタリかもしれません。感性よりロジック重視の人向きでーす。(518字)
焼きそば、オタフクソースで広島風⁈目玉焼きのせ。
水島シェフのロジカルクッキング――1ヵ月でプロ級の腕になる31の成功法則