ブログ(レシピ本の紹介など)

レシピ本の紹介を中心に料理関連のブログ

カルボナードフラマンドってベルギーのソウルフード?

『食彩の王国』を見ていたら、ベルギー大使館のシェフが、Orvalというベルギービールを使って、カルボナードをレアで仕上げていたので、マネてみました。 ネットでレシピを検索すると色々出てくるので、たくさん流派があるみたいですね。蔗糖・ブラウンシュ…

『トマト缶の黒い真実』

レシピ本ではないけど、気になっていた本です。 フランス人の筆者が、地元の「ル・カバノン」というトマト加工会社が中国資本に買収されて、不思議に思ったのが事のはじまり・・・というわけです。 原題は、レッドゴールドの帝国、つまりトマトがゴールドの…

ひよこ豆

ひよこ豆といえばフムス。 中東ではフムスの覇権を争って?、各国対立しているという真面目なのか、コメディーなのか真面目なのか、わからないドキュメンタリー映画もオーストラリア人の作家がつくっています。 2012年公開の映画なので、今ではYouTubeで全部…

アナガさんのレシピブログ

カリフォルニア在住のインド出身エンジニアのアナガさん。インドのマスターシェフというTVシリーズ(料理の鉄人のコンペティションバージョン)でファイナリストになった実力者。 カレーのレシピはそれなりに充実しています。 チキンはむね肉をつかって、玉…

『キッシュ』渡辺麻紀

キッシュ 作者: 渡辺麻紀 出版社/メーカー: 池田書店 発売日: 2009/10/01 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 3人 クリック: 29回 この商品を含むブログ (15件) を見る 可愛らしいビジュアルのキッシュにフォーカスしたレシピ本です。 紹介されているレ…

フムスの味の決め手は?

トルコ、レバノン、イスラエルなど中東、あるいは西アジアではどうやらよく食べるらしいフムス、ホンモス。ひよこ豆をメインにペーストにして、ピタパン、チャパティみたいなものと一緒に食べる主食というか常備食のようですね。 レバノンとイスラエルは本家…

『世界の豆料理』

いちど缶詰だか、紙パックのひよこ豆を買って頂きましたが、まるで美味しくなかったので、忘却の彼方にいっていたひよこ豆さん。「フムスがまいうー」というマニアックな友人たちの声に、冨澤商店で乾燥ひよこ豆(ガルバンソ=なぜかスペイン語、英語はcheak…

『艸SOUの作り方』

『艸SOUの作り方』はレシピ本ではなくて、「料理人 艸」さんのブログです。 「テリーヌ」「型」でググってたどりついたので、実は全体像を理解できていません。テリーヌのレシピ本で『レザンファン・・・』を選んだのもこちらのブログで分かりやすい説明があ…

がんで余命ゼロと言われた私の死なない食事

『奇跡のシェフ』を書いた神尾シェフの続編というか、新書形式の新刊です。 内容的には前作と大きく異なる点はありません!こちらの方がより、メッセージが力強くなっている印象です。調味料の選びかたから始まり、NG食品として玄米>白米、水道水、牛乳・乳…

暑い時は笹身じゃ(^^)

肉はかたまり肉だよねって思ってるんだけど、夏はガス台の前に立ちたくないよね。 と言うわけでグリルで笹身肉をいろいろやってみることに・・・・・・。 マキマキして、大葉とチーズや梅干し、明太子などいれましたが、太巻きにすると火の入りが悪くなっちゃう。…

『その油をかえなさい!』 内海聡

今回取り上げるのはレシピ本ではありませんが、健康になるための油脂のとり方がテーマです。 「甘味」「油」「柔らかい」の3つの要素が美味しいと感じる3大要素と言われます。 とうぜん、このうちの甘さや油脂が、人工甘味料だったり、質の悪い油だったりす…

『水島シェフのロジカルクッキング』 水島弘史

ゴールデンウイークの掃除で発見しました。『水島シェフのロジカルクッキング』。 掲載レシピ31のすべてがスマホなどウェブで見られるというのがウリです。先にレビューしたシリーズ2より、ベーシックなレシピとなっています。水島シェフの3大ポリシーは、…

『奇跡のシェフ』神尾哲男

2003年、51才で前立腺がんの末期といわれた著者が書いたレシピと調味料の本。まえがきによると、手術・放射線療法・ホルモン薬などで治療を受け、副作用に苦しみ、病院とは決別し、さまざまな食事療法を実践し、マクロビオティックを経て、動物性タンパクや…

『とっておきのオードブル・バイブル』

昭和の人間なので、ナツメ社というとPC/ITの出版社だったイメージがあるのですが、分厚くて、けっこうカラフルなレシピ本を出しています。 分厚い割にリーゾナブル(2500円)なので買ってしまった。2012年10月発行でなんと10刷りというからけっこう売れてるよ…

『狐野扶実子のビストロ料理-フライパン一つでパリの味』

2011年11月刊。ダンチューを出しているプレジデント社のレシピ本。 「前菜」8品、「メイン料理」7品、「デザート」5品、「パリのビストロ名店のレシピ」5品と「コノフミコの魔法の手」8手?!。 ひとつのレシピを4ページ使って、写真もきれいでプロセスの写真…

テリーヌの型

今日のお題はレシピ本ではなくて、テリーヌの型。家でパテなど火をいれたい時に、ほどほどの大きさでないとグリルに入らなかったら洒落になりません。 うちは、デロンギのコンベクションオーブン(EO12562J)を使っていますが、いわゆるレンジグリルよりは背…

『瀬戸内「やまくに」のいりこで毎日おかず』

内田さんの『やさい塾・・・』がよかったので、和食関連は素材などアプローチしている方が参考になるのではと思っていたところ、たまたま見つけたのがこの本。2016年4月女子栄養大学出版部刊(シブい)。 最近ダシは、昆布といりこを一晩二晩水出しして使ってい…

『内田悟のやさい塾春夏』

築地で御厨というレストラン向け青果店を営む内田さんの本。大判でビジュアルが美しく、野菜がおいしそうです。 春の旬では「菜の花」「根三つ葉」「トマト」「せり」「たけのこ」「セロリ」「うど」「山菜」「クレソン」「レタス」「アスパラガス」「そら豆…

『水島シェフのロジカルクッキング2』

『水島シェフのロジカルクッキング』2012年10月亜紀書房刊の続編(応用編)です。1が本棚に埋もれてしまったので、こっちをレビュー。 前編には1ヶ月でプロ級の腕になる31の成功法則とあって、定番料理を含めて31のレシピが紹介されてましたが、『~2』は…

『じゃがいもフレンチ』 斉藤美穂

2009年10月刊。柴田書店にしては1900円と(税別)リーゾナブルな価格設定。 ところが、使うじゃがいもは「シンシア」「シェリー」「チェルシー」「サッシー」「男爵」「メークイン」「ノーザンルビー」「シャドークイーン」の8種類なのです。一般に流通して…

『ビストロ流おいしいソース・レシピ』

『ビストロ流ベーシックレシピ』の続編でしょうか。ソース別のレシピが紹介されていて、ベーシックより少しハードルが高く、新たなチャレンジしたい人にはぴったりの内容です。 巻頭に究極のフォンとして鶏のコンソメと牛のブイヨンを紹介。ソースが大きく6…

『ビストロ流ベーシック・レシピ』

「ル・マンジュ・トゥー」谷シェフのレシピ本。世界文化社2013年11月刊。「ベーシック」というタイトルどおり、巻頭に誰もが愛する洋食として「ハンバーグ」「オムライス」「チキンライス」「欧風ビーフカレー」「シーフードマカロニグラタン」「海老フライ」…

『ゆっくり発酵スコーンとざっくりビスコッティ』

最近、家で糖質を控えるようになったので、以前ほどパンを焼かなくなってしまったのですが、高橋雅子さんの『少しのイーストでゆっくり発酵パン』(2007年1月PARCO刊)がきっかけで粉もんに燃えました。10年ンくらいまえですね。 この本の素晴らしいのはイー…

『とっておきの酒のつまみ』

京都祇園さゝ木 主人・佐々木浩のとっておき酒のつまみ (講談社のお料理BOOK) 作者: 佐々木浩 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/05/29 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る 日本酒にあう肴をつくろうというお題がありまして、…

『新版ごはんとおかずのルネサンス』基本編

代官山のイルプルーというフランス菓子のパティシエ弓田亨さんと椎名眞知子さんの本。新版とありますが、2010年に改訂版として出された本。 レシピ本でありながら、お二人の提唱するルネサンスごはんの哲学書といえるような気合いの入った本。 基本の考えは …

『祇園さゝ木の12か月 直伝レシピ手習い帖』

日本料理のレシピというと黒豆を炊くのに錆びた釘を、とかイマドキ錆びた釘が家庭にあるのか、とツッコミたくなったりして、あまり食指が動かないのですが、こちらは出汁の取り方をはじめ、コンサバな日本料理界にあってオープンマインドなスタンスが気持ち…

料理のなかの小宇宙『レザンファン ギャテのテリーヌ』

料理歴15年にしてはじめてテリーヌにハマりました。きっかけは代官山の「レザンファンギャテ」に伺って、なんじゃこりゃ〜。美しいウマい! 本のタイトルに小宇宙とありますが、アートじゃんかというプレゼンテーション。それまでテリーヌなんて、オードブルか…

『蒸すっておいしい』

昔、横浜の中華街「照宝」でセイロを衝動買いしたものの、焼売ぐらいしか出番がありませんでした。 こちらの本(文化出版局2000年11月刊)を手に入れて、茄子やジャガイモを蒸したり、エビのすり身を作ってレンゲにのせて蒸したり、色々とバリエーションがで…

『ビストロ仕立てのスープと煮込み』その2

「鶏肉の煮込みヴィネガー風味」以外によくリピートするのは、「オニオングラタンスープ」「インド風チキンカレー」「ロールキャベツ」。 今はなまけて飴色タマネギを作るのに圧力鍋を使っちゃいますが、フライパンで根気よく炒めるとタマネギが褐色になって…

『強火をやめると、誰でも料理がうまくなる!』

(講談社+α文庫) [Kindle版]2013年8月刊。 麻布十番で料理教室を主宰するという水島弘史シェフの本。 ロジカルとか、科学的とか、謳っていると気になってしまうので、とりあえずキンドル版をゲット。 ・低速で加熱することで、しっかり火を通し、タンパク質…